1964年10月10日。アジアで初めてのオリンピックが幕を開けた。第18回 夏季オリンピック 東京大会。日本中が、世界中が見つめたあの大会の軌跡をいま振り返る。

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20年越し、悲願のオリンピック開催へ。

1959年5月26日、西ドイツ・ミュンヘンで行なわれた第56次IOC総会において、東京オリンピックの開催が正式に決定した。かつて第12回大会の開催地に決まりながらも、揺れ動く国際情勢を理由に開催返上をせざるを得なかった東京。そのときから、実に20年もの月日が経過していた。悲願のオリンピック開催へ。このとき、日本国民の大きな夢は、ついに現実のものとなった。

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東京オリンピックに向けて動き出した日本。

開催地決定からの5年間は、東京、いや日本全体がオリンピックの成功というひとつの目標に向かって突き進んだ時間であった。終戦からわずか19年後に迎えたこの一大イベントは、スポーツの祭典であると同時に、国際社会の中で日本が新たな一歩を踏み出す絶好の機会でもあった。

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一人ひとりの手によって変わりゆく東京。

新幹線や高速道などの交通網の整備に始まり、国立競技場のように改修が行なわれた施設、新たにつくられた競技場など、東京を中心に、埼玉、神奈川、長野、千葉の1都4県にまたがる都市整備と開発が進められ、この5年間で東京の街はその姿を豹変させていくことになる。さまざまな分野での開発・整備に、実に多くの人たちが関わり、その一人ひとりの想いが月日と共にひとつずつ形となっていった。

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1964年、夢は現実に。

悲願のオリンピック開催を勝ち取ってから5年。ついにオリンピックイヤーを迎えた東京の街は、開催決定時とは比べものにならないほどに様変わりしていた。都市、交通インフラ、競技施設、市民生活、どれをとっても世界に誇るべきものであった。多くの人たちの努力や情熱によって、かつて夢だったオリンピックは現実のものに。いよいよ、そのときは訪れた。

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ついに迎えた開会のとき。

そして迎えた10月10日。前日の雨が嘘のように晴れ渡ったこの日、93の国と地域から5,500名を超える代表選手団が、開会式が行われる国立競技場へと集結。午後1時50分、オリンピック序曲の演奏と共にオリンピック旗と参加国旗が一斉に掲揚され、ついに日本で、そしてアジアで初めてのオリンピックが始まりのときを迎えた。

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上空に見事に描かれた5つの輪。

午後3時03分、2ヵ月前にギリシャを出発した聖火が国立競技場へと到着。聖火は最終ランナーの手から聖火台へと点火された。その瞬間、上空約3,000mに航空自衛隊所属の5機のジェット機が現れ、鮮やかな5つの輪を描いてみせた。1年半前から行われていた予行練習でただの一度として成功しなかったこの一大チャレンジは、本番で見事に成功。青、黄、黒、緑、赤の鮮やかな輪が空を飾った。開催決定から5年。こうして東京を舞台にしたオリンピックは、日本国民はもちろん、全世界が注目する中、華々しく開幕した。

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あのオリンピックが残したもの。

14日間にわたり開催された東京オリンピック。日本は29個ものメダルを獲得し、国民に大きな感動もたらした。そして、この大会はオリンピック以後の日本に大きな遺産を残した。それはスポーツに限った話ではない。戦後復興を目指していた日本は、めざましい経済発展と近代都市としての社会基盤を整えることに成功。そう、開催実現にかけた日本国民一人ひとりの情熱が、現在の日本の礎を築いたのである。

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選手の輝かしい活躍に、スポーツの素晴らしさに、多くの感動を与えてくれた東京オリンピック。その成功の裏には、たくさんの人たちの願いや想い、情熱が込められていた。2020年、きたる東京オリンピックに向けて、次なる東京の実現に向けて。いまふたたび、日本がひとつになるとき。

Tokyo 2020 and Beyond.

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